平賀源内先生顕彰会
平賀源内先生顕彰会は昭和4年(1929)2月15日、先生没後150年を機に発足しました。会長は松平頼壽伯爵、副会長は林毅陸(慶応義塾長)と鎌田勝太郎(貴族院議員)、本部を東京、支部を香川・大阪・名古屋・京都・神戸と全国的に組織網をつくります。顕彰事業として①東京の墳墓修築、②旧邸並びに遺品保存、③東京に碑建設、④全集並びに伝記刊行、⑤旧邸に銅像建設を実行しました。
昭和35年(1960)4月15日源内祭当日、志度町にて再び平賀源内先生顕彰会が発足し、昭和37年3月31日香川県教育委員会の認可を得て「財団法人平賀源内先生顕彰会」となりました。
昭和54年(1979)3月25日「源内先生二百年祭」を挙行。①平賀源内先生遺品館建設、②源内先生ゆかりの薬草園を設置、③慰霊祭・墓前法要・遺品特別展実施、④『平賀源内先生二百年祭誌』刊行を実行しました。
平成21年(2009)3月22日「平賀源内記念館」開館。『平賀源内記念館開館記念誌』(記念館内容・顕彰会歴史を詳述)刊行。
法律改正により平成25年(2013)4月1日、香川県知事の認定を受け「公益財団法人平賀源内先生顕彰会」として発足しました。同年10月17日内閣府公益認定等委員会の訪問を受け、「公益認定等委員会だより第26号平成26年1月6日発行」に掲載されました。
Ⅰ 源内祭
毎年3月25日(電気記念日)に、日本初の発電装置エレキテルの制作者として、その偉業を称え、源内先生を偲ぶ慰霊祭を、銅像庭園にて挙行しています。
昭和4年(1929)の平賀源内先生顕彰会設立より続けられています。
最新情報、開催情報はイベントページでご確認ください
Ⅱ 平賀源内先生追善法要
平賀源内先生は安永8年(1779年)12月18日、江戸小伝馬町の牢にて51歳で亡くなられました。
「半百の齢(よわい)(50歳)、なお志の遂げざる事を、さぞ口惜くもあるべきと、今はの時の心さへ思ひやられて、胸ふさがりぬ。」
親友渡辺桃源翁の言葉ですが、少しでも源内先生の事績を調べられた人は同じ思いに駆られるのではないでしょうか。
財団法人平賀源内先生顕彰会は、毎年12月18日頃に平賀家菩提寺の自性院(志度寺仁王門前)にて追善法要を催しています。どなたでも自由に参加できます。
最新情報、開催情報はイベントページでご確認ください
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平成26年
場所 さぬき市志度 自性院(志度寺仁王門前)にて
TEL 087-894-0324
平成26年12月14日(日)
- 午後1時
- 受付
- 午後1時30分
- 平賀源内先生236回忌追善法要
- 午後2時~4時
- 「まんでがん源内塾」
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平成25年
場所 さぬき市志度 自性院(志度寺仁王門前)にて
TEL 087-894-0324
平成25年12月15日(日)
- 午後1時
- 受付
- 午後1時30分
- 平賀源内先生235回忌追善法要
- 午後2時~4時
- 「まんでがん源内塾」
石上先生の講演は演題「戯作者としての源内」
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平成24年
場所 さぬき市志度 自性院(志度寺仁王門前)にて
TEL 087-894-0324
平成24年12月15日(土)
- 午後1時
- 受付
- 午後1時30分
- 平賀源内先生234回忌追善法要
- 午後2時~3時
- 石上先生講演会
演題「源内先生と大坂」
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平成23年
場所 さぬき市志度 自性院(志度寺仁王門前)にて
TEL 087-894-0324
平成23年12月18日(日)
- 午後1時
- 受付
- 午後1時30分
- 平賀源内先生233回忌追善法要
- 午後2時~3時
- 石上先生講演会
演題「源内先生の科学知識と防災意識」
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平成22年
場所 さぬき市志度 自性院(志度寺仁王門前)にて
TEL 087-894-0324
平成22年12月18日(土)
- 午後1時
- 受付
- 午後1時30分
- 平賀源内先生232回忌追善法要
- 午後2時~3時
- 石上先生講演会
演題「源内先生と博覧会」
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平成21年
場所 さぬき市志度 自性院(志度寺仁王門前)にて
TEL 087-894-0324
平成21年12月18日(金)
- 午後1時
- 受付
- 午後1時30分
- 平賀源内先生231回忌追善法要
- 午後2時~3時
- 石上先生講演会
「源内文学『風流志道軒伝』~その世界観の広がり~」
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平成20年
平成20年12月13日には、230回忌追善法要が厳かに執り行われました。
法要のあと、石上敏大坂商業大学教授の講演会「源内先生の魅力」がありました。
Ⅲ 平賀源内発明くふう展
「平賀源内発明くふう展」趣意
昭和59年(1984)度、小野保氏が志度町教育長となり、顕彰会常任理事となって「志度町発明くふう展」として始められ、第3回より「平賀源内発明くふう展」と改称して続けられています。志度町内4小学校、2中学校が中心ですが、県下一円から応募を受け付けています。平成14年(2002)近隣5町の合併で、さぬき市となり市内小学校が14校となったので、巡回展をしたり、旧5町の支部単位に行われている秋の文化祭に出品したりして周知に努めたこともありました。表彰式も長く源内祭式場でしていましたが、第30回を機に平賀源内記念館で行うことになっています。
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第31回平賀源内発明くふう展
- 作品展示会期
- 平成26年11月1日(土)~12月14日(日)
- 展示会場
- 平賀源内旧邸
- 表彰式
- 平成26年12月14日10時~
平賀源内記念館2階
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第30回平賀源内発明くふう展
- 作品展示会期
- 平成25年10月26日(土)~12月15日(日)
- 展示会場
- 平賀源内旧邸
- 表彰式
- 平成25年12月15日10時~
平賀源内記念館2階
第30回特別記念賞を追加
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第29回平賀源内発明くふう展
- 作品展示会期
- 平成25年2月17日~3月25日
- 展示会場
- 平賀源内旧邸
- 表彰式
- 平成25年3月25日 源内祭にて
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第28回平賀源内発明くふう展
- 作品展示会期
- 平成24年2月18日~3月25日
- 展示会場
- 平賀源内旧邸
- 表彰式
- 平成24年3月25日 源内祭にて
さぬき市長賞、さぬき市教育長賞を追加
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第27回平賀源内発明くふう展
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- 展示月日
- 展示会場
- 前期
- 平成22年10月30~31日
- さぬき市民文化祭寒川・R&B体育館
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- 平成22年11月6~7日
- 同上大川・長尾:大川町・長尾小体育館
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- 平成22年11月13~14日
- 同上志度・津田:志度構改・津田体育館
- 後期
- 平成23年3月2~31日
- 平賀源内旧邸
- 表彰
- 平成23年3月25日
- 源内祭にて
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第26回平賀源内発明くふう展
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- 展示月日
- 展示会場
- 前期
- 平成21年10月24~25日
- さぬき市民文化祭寒川・R&B体育館
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- 平成21年10/31~11/1
- さぬき市民文化祭大川・大川町体育館
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- 平成21年10/31~11/1
- さぬき市民文化祭長尾・長尾小体育館
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- 平成21年11月7~8日
- さぬき市民文化祭志度・志度構改センター
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- 平成21年11月14~15日
- さぬき市民文化祭津田・津田体育館
- 後期
- 平成22年3月2~31日
- 平賀源内旧邸
- 表彰
- 平成22年3月25日
- 源内祭にて
Ⅳ 平賀源内先生こども科学教室
科学教室には前段があって、平成5年(1993)顕彰会評議員の多田清一氏が私財を提供され自ら指導者として、「子ども発明科学教室」開講されました。もちろん顕彰会、教育委員会、各小学校の協力もあって、毎年20人前後の生徒たちが巣立って行きました。平成18年(2006)半ば、多田氏は86歳となられて体調をくずされ、年度末で閉講という事態になりました。
平成19年(2007)、徳島文理大学工学部の田淵敏明教授初め先生方の全面的なご協力で、「平賀源内先生こども科学教室」がスタートできました。文理大の教室を使わせていただき、一流の先生方の講義を、材料費と保険料の負担だけで受講できるという教室となっています。(公財)平賀源内先生顕彰会、徳島文理大学理工学部、さぬき市教育委員会の3者がタッグを組んで、さぬき市から第2第3の平賀源内が生まれることを夢見ています。
Ⅴ 基金募集
平成の平賀源内先生顕彰事業
ご存知のごとく源内先生は、江戸文化が爛熟した元禄時代の後、洋学の黎明期に生まれ、本草学・発明・陶芸・鉱山・絵画・文芸などの各分野でその多彩な才能を発揮し活躍されました。 地元では古くから“源内さん”と親しみを込めて呼ばれ、郷土を代表する傑出した偉人として敬われてまいりました。
そして平賀源内先生の顕彰活動は明治13年の没後百年祭から始まり、昭和4年に150年祭と共に平賀源内先生顕彰会が発足、東京での墳墓修築、「平賀源内全集」の発刊、地元では旧邸・遺品の保存、銅像の建設などが行われました。昭和54年の没後200年には、地元の四国電力の援助などで遺品館の建設や200年祭誌の発刊など多彩な事業が行われました。そしてこの度、多くの方々のご援助のおかげで、新記念館を開館することができました。関係者一同心から御礼申し上げる次第です。
しかしながら、前代未聞の不況の急速な到来で資金不足のまま開館をしまして、今なお基金募集を続けざるを得なくなっています。
つきましては、どうか事情をご理解頂き、心ある皆様方のご賛同を頂けますようお願い申し上げます。
平成26年4月1日
公益財団法人平賀源内先生顕彰会
会長 尾﨑 勝
基金募集
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- ●個人基金
…1口1,000円
- ●法人基金
…1口10,000円
銀行振込または郵便振り替えにて受け付け致します。
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- 銀行振り込み
百十四銀行志度支店
普通預金
(口座番号) 0616664
公益財団法人 平賀源内先生顕彰会
会長 尾﨑 勝
- 郵便振り替え
徳島 01690-1-16151
公益財団法人 平賀源内先生顕彰会
Ⅵ 文化サロン源内
文化サロン源内は平成10年(1998)4月18日、源内先生大好き人間が集まって勉強と顕彰活動を応援する目的で発足しました。源内先生の研究・学習を積み重ねながら、会員相互の親睦を計っています。源内先生の研究分野は多岐にわたり、足跡は全国に広がっていますので、楽しい旅もあり、いろいろな勉強ができます。
- *活動内容 (1)講演会 (2)勉強会=「まんでがん源内塾」への参加 (3)日帰り臨地研修会 (4)源内先生ふれあいの旅 (5)会報「文化サロン源内」発行 (6)顕彰会事業・記念館行事などへの協力
- *年会費 一般会員2,000円、家族会員1,000円、賛助会員10,000円
- *お申込みは 平賀源内記念館 Tel&Fax 087-894-1684 Mail:
- *特典 平賀源内記念館及び平賀源内旧邸への入館料は無料です。
- *「文化サロン源内」を基本団体として次のような研究団体ができています
- )源内焼クラブ 平賀源内先生旧邸の裏に、平成17年(2005)3月5日「源内焼窯」を復元しました。これを機に5月、源内焼の再現を目的に「源内焼クラブ」が発足しました。奥が深くて、再現の道は時間がかかります。一緒にやってみませんか。平成21年3月平賀源内記念館の開館から、製作品の販売を始めました。まだまだ不十分ですが、懸命に頑張っています。現在は月3回実習しています。
- )源内薬草研究会 平成16年(2004)8月の台風16号の高潮塩害によって「源内先生ゆかりの薬草園」は壊滅状態になりました。その復旧の思いで源内薬草研究会が立ち上がりました。徳島県こうつの里の薬草研究会を始め多くの方々のご協力で薬草園は復活しました。100余種の薬草薬木の薬効を記す「薬草園のしおり」も作りました。平成21年3月平賀源内記念館の開館から、旧邸で薬草茶のサービスを始めました。ご来館の方々からのご要望もあって、翌年1月から「源内健康茶」として販売を始めました。薬草の勉強もしながら、薬草園の管理(夏は草抜き、秋には剪定)と健康茶の製造に忙しく、今は健康や趣味ともからみ合って、楽しい会となっています。
原則、月1回の会合ですが、野外研修もあり2~3回の時もあります。
- *香川県の地域コミュニティ情報を集める「さぬきの輪」www.pref.kagawa.lg.jp/chiiki/sanukinowa/にアップされています。